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サトーン巡り③ Bangkokian Museum 【バンコク】

サトーン巡り③@バンコキアンミュージアム

【訪問日】2018.5
【費 用】無し
【時 間】1hour
【場 所】サトーンエリア
【入場料】無料

アクセス

MRTフアランポーン駅から徒歩16分
BTSスラサック駅から徒歩20分
となんともどこからも遠いですね。

私たちは、INDIAN DELIGTでランチ後にこちらへ歩いて行きました。

入場方法は簡単!

こちらの施設、なんと無料なんです。
入口を入るとすぐに守衛さんもちゃんと居てくれます。
この方が記帳用のノートを出してくれるので、
名前と電話番号と入場人数を記入するだけでいいんです。

というわけで、早速入場すると、案内係のおば様がお出迎えしてくれ、簡単に英語で説明をしてくれました。
大きく分けて3つの施設でできており、各施設には靴を脱ぎ履きしてお家にあがることになります。

このお屋敷の持ち主とは?

とっても立派なお屋敷で、タイ式と洋式が合わさったようなモダンなお家でした。

お屋敷内にたくさんの写真が飾られているのですが、この方が持ち主だったスラワディーさんという方のようです。

たくさんの写真の中には、シリントーン王女様から勲章を頂いているようなお写真も残っていました。

お写真やお屋敷の内装備品等を見るだけでわかるように、上流階級の一家だったのがうかがい知れます。

2つめの家屋でわかったのですが、医療器具が展示されていたので、案内係りの方に尋ねると、お父様が開業医をしており、サムセーンにある「ワチラ病院」に尽力した方だったんだそうです。

そして、壁にはこのような感謝状もありました。
BNH病院の120周年記念として博物館を作ったのでしょうか。
その展示品を提供した様でした。

おそらくこの展示品の中のどれかなのでしょう。
https://www.bnhhospital.com/about-bnh/bnh-museum/

資産を持ちつつこうやって自分たちが住んでいたお家を博物館として提供し、案内係の方や警備の方をつけ、無料で開放し、地域に貢献し…すごい人ですね。

おしゃれな家具がたくさん

<一番手前の建物>
実際に使っていたこのような家具がたくさん展示されています。
今もまだ誰かが住んでいそうなぐらいの雰囲気でした。

お庭も広々としていてキレイでした。
この手入れは庭師さんたちがしていたんだろうなーとぼんやりと見ていました。

<奥の建物>
3つの建物で一番最初に建てられた建物なんだそうです。
1階の風通しのいいリビングと2階は医療器具の展示や写真も所狭しとたくさん飾られていました。

<3つ目の建物>
こちらは、生活用品だけを集めて移動させてきたんだそうです。
エアコンも入っていてとっても涼しいー。
そんな改装までしたんですね。すごすぎる。
1階はこのような生活用品がたくさん。

2階はチャルンクルン通りの歴史などを展示してありました。
英語がもうちょっと理解できたら…いいのですが。。。

教科書やコレクションしていた物、切手などもたくさん並べてありました。
コレクターたちはもしかしたら欲しいものがあるんじゃないでしょうか?


昔のタの上流階級の方の暮らしぶりが垣間見れるというか、がっつり感じることのできる博物館でした。

次のサトーン巡り④で最後になります。つづく。