見THAI! 知りTHAI! Local Spot!

タイと日本と少しネコ

妊婦になりました㉔ 出産記録その1 帝王切開【バンコク】

バンコクで出産@1日目

【訪問日】2019.7
【時 間】3泊4日
【費 用】172112Baht
【場 所】バムルンラード病院

いろいろとあった出産!
数回にわたって記録を残していきたいと思います。
私がバムルンで出産するにあたりあまり情報がなかったので、
もしどなたかの参考になる様でしたら
個別でもお問い合わせください。
分かる範囲内でお返事できればと思います。

アクセス

過去記事を参考にしてくださいませ。
misakoko.hatenablog.com

出産までの経緯

予定日超過&へその緒が巻き付いていることなどから
予定日の次の日に陣痛促進剤で出産することになりました。
先生に言われていたことは、
朝8時にチェックイン
朝9時から陣痛促進剤を入れて、15時ごろまでに子宮口に開きが悪ければ帝王切開
→これを言われた時点で、初産でコレは厳しいと思い、帝王切開を覚悟したのです。

そして、当日。

陣痛促進剤投与

朝8時前にソイ1側にある建物2階のお会計向かいにある入院する際のチェックインカウンターへ。
ここは、前日に説明を受けていたのですんなりとチェックイン。

この時にパスポートが必要でした。
コピーは不可。

診断書が欲しいと言ったからかな??

そして、6階の分娩する部屋へ
入院着に着替え、
浣腸をしてトイレに行き、
朝9時から陣痛促進剤を投与。

11時ごろから本格的に痛くなり、先生が来てくれ子宮口を見るも全く開いてないと。

痛いので、麻酔を打ってくれて、
今度は極度の睡魔が。
痛いのに睡魔。
そして、いびきをかきながら寝ていました私。

しかし、途中でNSTのモニターを見ていると
赤ちゃんの心拍が突然下がったり回復したり。
この時に、帝王切開を覚悟。

気が付いたら15時。
先生が再び登場。
子宮口は開いていないので帝王切開だと告げられたのです。

帝王切開へ~麻酔~

覚悟をしていたものの、陣痛を緩和させる麻酔でうつろになりならがらも、
すごく怖かったのを覚えています。

そして、今度は帝王切開に向けてどんどんと事が進み、
麻酔科医の先生が来られました。
私は、陣痛を緩和させる麻酔でうつろになっている中、
タイ語と英語で帝王切開の麻酔の症状や様子、術後のことなどを聞きました。
なぜ、この時に通訳さんが一緒じゃなかったのか。。。
そして、時間をおいてまたまた通訳さんと先生が現れて2回目の説明。

手術台に乗せられ、手術室へ。

腰に麻酔を打ち、先生にどういった感触かを聞かれ、
その時々で答えました。
この時は通訳さんも入ってくださっています。

そして、両腕を縛り付けられ身動きが取れない状態へ。
今、考えてみると、
錯乱状態になってあばれたらいけないのでこういうことをしたんですね。
それと、麻酔には錯乱状態にならないような成分が入っていたんだと思います。
手術中とにかく意識朦朧!!!

帝王切開~そして、誕生~

手術中、意識はあるのに感覚が全くなく、それがまた怖くて
「怖い怖い」とずっと言っていたように思います。
その時、主人は私の顔のそばに居てくれ、
「大丈夫大丈夫」と言ってくれていました。

日本では、帝王切開で立ち合いってあり得ませんよね。
バムルンでは、旦那さんのみ立ち合いが許可されています。

グニグニグニっと引っ張られるような感覚を感じていると、
主人の目がキラキラし始めて
「今、何してる?」と聞くと、
「もう出てくるよ」と。

すると、先生が主人に「Stand up」と言い、
出てくる瞬間を見てくれました。
人によっては、ぶっ倒れる様子ですよね。。。

でも、泣き声が聞こえなくて、不安になっていると
大きな声で泣いてくれてホッとしたのを覚えています。
妊娠中も、この日1日もずっとどこか不安で
それがようやく第一段階クリアしたかと思うと
涙が流れてきました。

帝王切開で出産してはじめてわかったことは、
へその緒がまさかの4重巻きだったということ。
自然分娩じゃなくてホントによかった。
切り替えるのが早くてホントによかったと心からそう思いました。

出産後

産まれた後は、意識がなくなり、かなりうつろになり、
そして、いびきをかきながら爆睡していたように思います。

気が付いたら、主人は退出していて、
私の方の手術も終わっていました。

その後、回復室というところで確か2時間ほど横になっていて、
看護師さんが胎盤を押し出しにやってきました。
こういうことがあることは知っていたけど、
帝王切開の傷口が裂けるからやめてほしい!と思いつつ耐えました・・・。
お隣の方はかなりの悲鳴をあげていましたよ。
うん、それぐらい痛かった!!

更に、赤ちゃんに初乳を飲ませたような気がします。

容赦ない入院のはじまり

確か・・・夜7時ごろに入院部屋に入ったと思います。
尿道に管を入れて、排せつできるようになっていて、
ここから次の日の夕方までベットを降りることはできませんでした。

この日、帝王切開だけど容赦なく2時間おきの
頻回授乳がはじまりました。
さらに、夜中もずーーーーっと体温、血圧を測りにくるので
寝れないし、ゆっくり休めないですよね。

そして、食事は重湯。

なんだか拷問そのものの記録。

さて、次回からは入院時の様子を記します。

お会計

事前にもらっていた書類に
デポジットが必要という文書もあったのですが、デポジットはいりませんでした。
お会計は退院時に支払い。
トータルで172112Baht
私の場合、緊急帝王切開になったので、通常の帝王切開に比べると高くなっています。
あと、パッケージの3泊4日のみの入院で延泊もせずでした。